竜の卵 ☆☆☆
ロバート・L・フォワード ハヤカワ文庫
太陽系に近づいてくる中性子星。
直径20キロにみたないこの星にも知的生命体が存在した。
進化の向かうべきところを示した力作。
リングテイル ☆
円山夢久 電撃文庫
おてんばな魔導師見習いマーニの旅。
独特の魔法世界が読む者を魅了します。
現在4巻まで発売されています。
女性に人気が高い作品。
レベル7 ☆
宮部みゆき 新潮文庫
レベル7まで行ったら戻れないという言葉を残して失踪した女子高生を捜す者。
記憶を失って目覚めた2人の男女。
このふたつの出来事が螺旋状に絡み合いながら事件の確信へと迫っていく物語。
ミステリー。
ロードス島戦記 ☆☆
水野良 角川文庫
全7巻
他にもシリーズがある。
現在の日本のファンタジーブームはこの本の功績によるところが大きい。
文庫が週刊漫画と同じように、発売日当日レジの横に山積みされたのは他に見たことがない。
すでにブームは去ってしまっているが、それでも無視するには惜しい作品。
ロビンソン漂流記 ☆
デフォー 新潮文庫
ロビンソンクルーソーが無人島に流れ着いて二十数年間に及ぶ生活を記した物語。
本編はまともだが、後日談はハチャメチャである。
でもそこが楽しい。
ロビン・フッド物語 ☆☆☆
ローズマリ・サトクリフ 原書房
シャーウッドの森で戦ったロビン・フッドの生涯が鮮やかに描かれている。
貧民の味方として戦う無法者は、イングランドの英雄として名をあげていく。
時代背景もしっかりしているので、ストーリーに重厚さがある。
読み心地がとてもいいので、すらすらと読むことができる。
数多い登場人物たちすべてに躍動感があり、覚えるのが非常に楽である。